1) |
続けられること。
今までの運動歴や現在の生活習慣・生活リズムから考えて、継続できる運動が大切です。もちろん運動できない日もあれば、旅行でたくさん歩くなど、運動量の多い日もあります。そこで、およそこのくらいという運動量を決めておいて、それを普段は毎日行うとするのが良いと思います。
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2) |
体幹と下半身+腕を基本に。
人間には、たくさんの関節と筋肉があり、それぞれバランスよく機能する必要があります。その中でも、元気に生活するうえで重要になってくる部分は、体幹と呼ばれる肩から腰までの胴体と下半身です。ここにトラブルがあると特に生活しづらくなります。これに腕を加えた部分を主に考えるとよいと思います。
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3) |
筋力・柔軟性・前後左右のバランスを意識して。
様々な運動がありますが、中でも筋力をつける運動(筋力トレーニング)と、柔軟性をつける運動(ストレッチ)を意識すると良いと思います。筋力がないと身体を動かすのが大変になります。筋力があっても柔軟性がないとふとした動きでけがをしてしまいます。そこで筋力・柔軟性・(関節の可動域)が大切になってきます。また、人には利き腕・利き足といった、どちらかよく使う腕や足があります。カバンを持つときどちらか決まった手で持つ方も多いと思います。そういった長年の習慣により、気を付けの姿勢をとると、前後左右に傾いている方がほとんどです。傾いていると、知らず知らずにバランスを取り、どちらかの足や腰、肩などの関節に負担をかけてしまいます。そこで、極力傾きがないようにバランスをとってあげる必要があります。
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