1. |
香辛料などの刺激物
かゆみは身体が温かくなると強くなりやすいです。そこで刺激が強く体を急激に温める作用のある食べ物や強壮作用の強い食べ物を控えめにしてください。
例:トウガラシ(七味・ラー油・キムチ・明太子・カレーライスなど)・こしょう・にんにく・さんしょ・ニラ・菜の花・チョコレート・コーヒー・酒など。
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2. |
高タンパクのもの
日本人は元来肉を食べていない民族で、乳製品の消化力も弱いため胃腸に負担をかけます。
例:牛乳(1日200ml以下)・乳製品(チーズは控える。ヨーグルトは1日100ml以下)/牛乳とその他の乳製品を同時に取らない。卵2日に1個以下。牛肉・豚肉・鶏肉・大型の魚の肉は1日50g以下。(特に牛肉・鶏肉は控えめに)
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3. |
昔からかゆみを引き起こすといわれる食べ物
例:タケノコ・タラの芽・フキノトウ・わらび・ゼンマイなど。
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4. |
甘くて高カロリーのもの
砂糖をたくさん使った食べ物は腸内で悪玉菌を増殖させ、胃腸の機能を低下させることで、体内で最も大きな免疫組織である腸管免疫を低下させます。さらにカルシウムをはじめとしたミネラルを減少させるので、アレルギー反応を抑制する力が低下します。またエネルギーに変わりやすく、体に熱をこもらせます。
例:チョコレート・アイスクリーム・アメ・キャラメル・その他の砂糖菓子・スナック菓子など。
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5. |
冷たいもの
冷たいものはそのままの温度で消化吸収排泄されるわけではありません。消化酵素が働きやすいおよそ37℃まで温める必要があり、その分胃腸の機能を低下させます。その結果体内の水分代謝を悪くします。
例:アイスクリーム・かき氷・冷たいジュース・ヨーグルト・牛乳など。
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6. |
味の濃いもの脂っこいもの
消化しにくく、胃腸に負担のかかる食事です。胃に熱を生じます。
例:焼肉・すき焼き・ステーキ・てんぷら・とんかつ・グラタンやピザなどのチーズや生クリームを使った食事・こってりした中華料理・ポテトチップスなど。
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7. |
偏った食事内容になりやすいメニュー
タンパク質・炭水化物・脂質・野菜類(ビタミン・ミネラル・食物繊維)がすべて必要です。一品ものは避けた方がいいでしょう。
例:丼物・麺類・パン食など。
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丼物や麺類はかまずに食べる傾向が見られるので要注意です。
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パンは、精製された小麦(炭水化物)にショートニング(脂肪)を加えて作られます。それにジャム(糖分)やバター・マーガリン(脂肪)をつけて食べることが多くなります。ほとんどの菓子パンは糖分が主。またパンと一緒にとるものが、コーヒーや紅茶、牛乳(脂肪)、ヨーグルト(脂肪)、卵料理(蛋白・脂肪)、などが多く見られ、栄養バランスが悪く、便の材料になるものが少ないのです。 |
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